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省エネ住宅とは?省エネ住宅の性能や、省エネに関する基準などを徹底解説!

家づくりノウハウ
公開日:2024.06.17
最終更新日:2024.07.09
家づくりノウハウ
公開日:2024.06.17
最終更新日:2024.07.09

省エネ住宅とは?省エネ住宅の性能や、省エネに関する基準などを徹底解説!

省エネ住宅とは
夏の熱い時期や冬の寒い時期などはついついエアコンを使いすぎてしまい、支払い時に後悔してしまうことも多いのではないでしょうか。電気代を節約するには「省エネ」に取り組むことが重要です。
そしてさらに効果的な省エネ活動が「自宅を省エネ住宅にする」ことです。自宅を省エネ住宅にすれば、エアコンのみに頼らず快適な環境を維持できますので確実に省エネに繋がります。
そこで本記事では省エネ住宅について詳しく解説をおこない、性能や省エネ基準なども紹介していきます。
まずは資料請求から‼

目 次

省エネ住宅とは?

冷暖房のエネルギー消費を最大限まで抑制できる住宅のことを「省エネ住宅」といいます。
省エネ住宅は夏場と冬場により、効果が異なります。夏場と冬場にはどのような違いがあるのでしょうか。

省エネ住宅の夏場と冬場
・夏場:外からの暑い日差しを遮る日射遮蔽効果がある。
 →日射遮蔽効果により、エアコンを使わずとも快適に暮らすことができる。
・冬場:室内の暖かい空気を外に逃がさない断熱効果があるので、暖房がなくとも暖かい空間を取り入れることができる。

省エネ住宅では常に家中の温度が均一に保たれ、年中通して快適に過ごすことができるのも大きな特徴です。

>>鹿児島市・姶良市・霧島市の注文住宅|R+house(アールプラスハウス 鹿児島南・霧島姶良)| 株式会社クオリティホーム

住宅の省エネ性能とは?

省エネ住宅を利用すれば年中快適に過ごせる上に、電気消費量も減少しますので節電にも繋がります。
しかし、実際にどのような点に気をつければ省エネ住宅化が実現できるのでしょうか。では省エネ化に必要不可欠な性能について詳しく解説していきます。

気密性能がなぜ省エネ性能に繋がるのか?

もし気密性能が悪く(C値が高い)住宅に多くの隙間があれば外からの空気の出入りが激しくなり、熱が室内外で移動し続けてしまいます。

多くの熱が室内外で移動してしまえばエアコンなどの冷気がすぐに室外に逃げてしまい、宅内の温度を一定に保つことができなくなってしまうのです。

住宅内の温度を一定に保つ機能が弱ければ結果としてエアコンの稼働率が増えてしまい、省エネ効率は格段に落ちてしまいます。したがって省エネ性能を向上させるために、気密性能は重要な要素の1つとなります。

断熱性能の高さがなぜ省エネに繋がるのか?

床、壁、屋根、窓からの住宅内外の熱移動を抑えることを「断熱」といいます。

断熱性能を向上させることにより夏は冷気の外への移動を抑制し、冬は暖気の外への移動を抑制可能です。

そして断熱性能向上により冷気や暖気の移動を減らすことで最小限のエネルギーで効率的な冷暖房の使用ができ、省エネへと繋がります。

日射によりなぜ省エネに繋がるのか

夏の熱い時期には気温が高いのにも増して、外部からの日射熱の影響などでさらに住宅内の気温が上昇します。

したがって限界まで日射を遮断し住宅内の温度上昇を低減できれば、冷房の消費量を削減でき省エネに繋がっていくのです。

日射による温度上昇をどれだけ防げるかも省エネ性能について考える上で重要なポイントといえます。

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住宅の省エネに関する基準

省エネ住宅を活用すれば効率的に省エネができるので、家計にとって大きな助けにもなります。そして巷やCMでも「省エネ住宅」と言う言葉はよく耳にしますが、実際に普通の住宅とはどのような基準で区別されるのでしょうか。

法律により定められている省エネ基準とは?

昭和55年に省エネ法により制定され、住宅の建築主が建てる住宅に関して一定基準以上の省エネルギー性能の実現を遵守させる基準が「住宅の省エネルギー基準」です。平成27年には「建築物省エネ法」へと移行され、法律改正毎に内容も強化されてきました。

以前は住宅の外壁など断熱性能や日射遮蔽性能などの性能のみを評価する基準でした。しかし平成25年に基準が大きく改正され、住宅外側の基準に加え、住宅全体の性能を評価する基準として制定されました。

低炭素建築物の認定基準

都市部などの交通量が多い地域の低炭素化を促進するための法律が「都市の低炭素化の促進に関する法律」(エコまち法)です。

エコまち法に基づいて制定された「低炭素建築物等計画の認定制度」(低炭素建築物認定制度)により制定された基準をクリアーしたもののみ低炭素化建築物として認定されます。

基準をクリアーし低炭素建築物として認可されれば、所得税などの軽減を受けることも可能です。

住宅トップランナー基準

住宅の構造・設備に関する規格に基づく工事を経営の主体にしている「特定建設工事業」や、住宅を建築後に分譲することを経営の主体にしている「特定建築主」を対象にした省エネ基準が「住宅トップランナー基準」です。

住宅トップランナー基準を分譲戸建て住宅、注文戸建住宅、賃貸アパートなどに適用することにより、さらなる省エネ性能の向上を促進しています。

省エネ住宅にはどんな工夫があるのか?

省エネ住宅で生活することによりエアコンなど冷暖房機器の効果が上がり、年中を通して快適に過ごすことができます。快適に過ごすことができる省エネ住宅ですが、どのような細かい工夫が施されているのでしょうか。

現在住宅の購入を検討している方は本記事を参考にして頂き、省エネ住宅の購入を視野に入れてみてはいかがでしょうか。
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冬に温かい住まいをつくるポイント

寒い冬でも邸内を温かく保つためには、室内から熱を逃がさないことが重要です。さらに室内の気温を下げないよう注意することも重要ですが、「熱を逃がさず、気温を下げない」ためにどんな方法が取られているのでしょうか。

開口部の断熱性能を上げる

住宅において窓などの開口部は熱の出入りが一番大きな部分で、断熱上の重要なポイントです。したがって熱を逃がさない「断熱性能」を高めるためには、窓部の断熱を十分に考慮しなければなりません。

ちなみに、冬の暖房時には約6割程度の熱が窓などの開口部から流出し、夏の冷房時には約7割程度の熱が室外から窓などの開口部を通して侵入します。

ガラスとサッシの組み合わせ次第で窓の断熱性能は異なるのも大きな特徴といえます。窓部の断熱性能を高めるためにサッシ部に木やプラスチックなどを使用し、ペアガラスを入れる方法が最も効果的です。

換気を徹底する

省エネ住宅は断熱性と気密性に優れた住宅で、必要な空気の入れ替えをおこなう「換気」をすることで快適に過ごすことができます。

定期的に換気をおこない、空気の流れが絶えないようにすることで室内・部屋間の温度差が無くなりどこでも快適に過ごすことが可能です。

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夏に涼しい住まいを造るポイント

夏は日中の日射熱が住宅にこもってしまい、住宅全体が熱くなってしまいます。
したがって快適に過ごすためには住宅を遮熱工法を用いて室内の温度を下げることが重要です。

さらに常に換気をおこない、室内の空気を屋外に排出する「排熱」や、冷房を使用しない場合でも扇風機などで部屋の空気を循環させ、少しでも温度を下げておきましょう。

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まとめ

省エネ住宅は快適に過ごすためにさまざまな工夫がされている住宅で、経済的なメリットもたくさん生まれていきます。そして一定の基準を満たすことができれば、手厚い補助なども十分に期待できるお得な住宅ともいえます。
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