耐震住宅のメリット
耐震住宅とは、地震の揺れに強い住宅を指します。
耐震住宅と呼べる基準としては、震度5の揺れに対して損傷しない、震度5以上の揺れに対しても倒壊しないことが目安です。
そんな耐震住宅の利点を述べていきます。
耐震住宅と呼べる基準としては、震度5の揺れに対して損傷しない、震度5以上の揺れに対しても倒壊しないことが目安です。
そんな耐震住宅の利点を述べていきます。
メリット1:地震から建物の倒壊を防ぐことが出来る
建築基準法に基づいて建てられるため、先に述べたように構造上は建物の倒壊・崩壊が起こらないようになっています。
メリット2:住宅の設置制限がない
住宅に地震への対策が施されている耐震住宅は「土地の広さ」や「地盤」による設置制限がありません。
また、耐震住宅だと地下室が設置できます。地下室は様々な使用用途があり、「倉庫」や「騒音の少ないワークスペース」などとして活用することが出来ます。
また、耐震住宅だと地下室が設置できます。地下室は様々な使用用途があり、「倉庫」や「騒音の少ないワークスペース」などとして活用することが出来ます。
メリット3:台風にも強い
耐震住宅は地震に強い住宅ではありません。耐震住宅は「揺れ」に強い住宅です。そのため地震だけでなく、台風にも強いという特徴があります。強風などでもほとんど揺れはありません。
鹿児島県は台風の上陸数(台風の中心が通過した回数)が日本一です。そのため、鹿児島県は台風の被害を最も受けやすく、台風対策で耐震住宅に住むことも一つの手ではないでしょうか。
鹿児島県は台風の上陸数(台風の中心が通過した回数)が日本一です。そのため、鹿児島県は台風の被害を最も受けやすく、台風対策で耐震住宅に住むことも一つの手ではないでしょうか。
耐震住宅のデメリット
地震と揺れに強いことは示されている耐震住宅ですが、次にデメリットについても説明していきます。
「地震に強いから大丈夫」と思っていても、実際にデメリットの理解がなければ、戸惑うことがあるかもしれません。
「地震に強いから大丈夫」と思っていても、実際にデメリットの理解がなければ、戸惑うことがあるかもしれません。
デメリット1:揺れが建物に伝わりやすい
揺れに強い耐震住宅ですが、その分、地震の揺れは強く伝わるため、地震時には激しい揺れを感じます。揺れにより、建物内の家具や食器が転倒する可能性もあり、当然、怪我の危険性もあります。
その結果、強い揺れによって破損したものは修繕したり買い替えたりする必要があります。
その結果、強い揺れによって破損したものは修繕したり買い替えたりする必要があります。
デメリット2:二次被害のリスクがある
大地震では強い揺れにより家具が転倒し、下敷きになり、壁に圧迫されるという事例もあります。新築住宅では耐震性能を備えているので、あくまで可能性の話ですが、リスクについては考えておくべきでしょう。
耐震住宅であっても揺れはあるので、家具の上部に突っ張り棒などをするなどの対策が必要かと思われます。
耐震住宅であっても揺れはあるので、家具の上部に突っ張り棒などをするなどの対策が必要かと思われます。
デメリット3:繰り返しの地震に弱い
耐震住宅は地震に耐えることは出来るのですが、余震など、繰り返しの地震に損傷を受けやすいと言われています。損傷を受けた部分は、当然ながら修理しなければないので、必然的にコストがかかってきます。